在日・南合弁のITベンチャー
ユニコテック
朝鮮語ワープロソフトなど
「すらすらシリーズ」発売
来年3月まで割り引き
在日同胞と南朝鮮の情報技術(IT)ベンチャー企業の合弁会社、ユニコテック(東京都文京区、梁泳富社長)は11月30日、パソコンや携帯情報端末(PDA)用の多言語処理ソフト「すらすらシリーズ」の販売を開始した。来年3月末日までをキャンペーン期間に定め、期間中は特別割引価格で提供する。 同社は、朝鮮語入力ソフト「ウインク」を開発した同胞企業CGS(梁社長)と、北で委託加工事業を展開する南のパソコンモニター製造企業IMRI(ユ・ワニョン社長=ユニコテック会長)を母体に、7月に設立されたITベンチャー企業。パソコンやPDAを通じた自動通訳技術の開発を進めており、今月にはIMRI製のモニター新製品「アキュビジョン」の販売キャンペーンも開始する。 すらすらシリーズはウインクの後継バージョンで、10月の設立記念集会で発表されたもの。まず11月30日に、朝鮮語入力ソフト「すらすらハングル入力2001」と、ワード(米マイクロソフト社製の日本語入力ソフト)上で5ヵ国語に変換できる自動文章作成ソフト「すらすらワード代筆2001」が発売された。次いで、5ヵ国語の文章を読み取れる「すらすら読取2001」を来年1月26日、ブラウザ(インターネット接続ソフト)や電子メール、テキスト文書上で朝鮮語を日本語に翻訳できる「すらすら翻訳2001/KJ」を2月16日に発売する。 いずれも、キャンペーン期間中に申し込むと特別割引価格(税・送料込)で購入できる。このほか、PDA上で動く自動文章作成ソフト「すらすらモバイル代筆2001」も、3月に発売予定だ。 申込書の取り寄せ、詳しい問い合わせは、ユニコテック(рO3・5840・5570、info@unikotech.com)へ。また、同社ホームページ(http://www.unicotech.com)でも、これらのソフトの内容が紹介されている。 |