同胞の店
中古サイクルショップ
「ロードマン」(広島市)
自転車の修理・再生「確実に保証します」 20代の頃、エアロビクスのインストラクターをしていたという社長の金淑姫さん(34、写真)。 オープンは去年の4月で、「パート勤めから開放されたい!」という気持ちが開業を決心させる後押しに。 以前から、物を簡単に捨てる風潮に抵抗を感じてきた。リサイクルや環境問題への関心を持ったのが、この仕事を始めたきっかけだ。 ちょっと修理すれば、十分に乗れる自転車はたくさんある。しかし、「例えばタイヤを支えるスポークが何本か抜けると、安定感がなくなるといって簡単に捨ててしまう人がいる。けれど、スポークは1本100円。修理やメンテナンスをきちんとすれば長く使える」。「とにかく捨てる前に相談して欲しい」と話す。 開業する前、古くなった自転車の磨き方やサビおとし、部品の交換などの技術習得のために、京都の専門業者のもとで修行した。店に並ぶ中古自転車を見ると、「 再生 は保証する」という淑姫さんの言葉は十分に納得できる。 あたりに自転車屋がなかったことから、「便利になった」と喜ばれることがささやかな喜びだ。店に来たことが縁で、家族ぐるみの付き合いをするようになった家もある。「リサイクルに使って」と古い自転車を託し、新車を買っていく人も。 最近、子ども用のマウンテンバイクを大量に仕入れたそうだ。「ハラボジ、ハルモニ、お孫さんへのクリスマスプレゼントにいかがですか」(慧) 料金 中古自転車・6、7000円(24、26、27インチ)、子ども用マウンテンバイク・3000円、新車・1万2、3000円。 修理 パンク・1000円、タイヤ交換・3000円 営業時間 午前10時〜午後8時、第2、3日曜日が定休日。広島県広島市東区矢賀2丁目8―29 サンライフマツタニビル1F(п蔑ァクス082・281・2375) |