はじめてのパソコン/ 応 用 編(26)

データをバックアップ


 パソコンは、外部からの衝撃や本体への過負荷に敏感です。そのため、不測の事態で本体が動かなくなった際、中のデータを失う危険性が少なくありません。大切な個人データが飛んでしまった後では、泣くに泣けません。

 重要な書類をコピーして保存するように、パソコンも、最低でも週に1度はデータのコピーを取る必要があります。これをバックアップと言います。

 近年、急速に普及してきたのが、本体に別の保存用メディアをつなげる方法。人気なのが、大容量のCD−R(RW)やMOです。

 CD−R(RW)は「自分でデータを書き込めるCD−ROM」。CD−Rは1回のみの書き込み専用で、CD−RWは何度も書き替え可能です。とくにCD−Rは単価が安く、気軽に使えます。MOは光磁気ディスクをカートリッジに収めたもので、使い勝手の良さが魅力です。

 CD−R(RW)の容量は最大700メガバイト、MOは最大1・3ギガバイトあり、複数枚を使うことで、データの丸ごとコピーも簡単です。(成)

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