「ハナ舞踏会」を成功させようと、女性同盟京都府本部（魚秀玉委員長）傘下の女性たちは２月以来、様々な準備を進めてきた。

　各世代を網羅する２１人からなる実行委員会を結成し、何度も話し合いを重ねた。さらに、ビデオ作製班、公演準備班、小道具係、広報係、来賓係、後援係も決め、女性たちがそれぞれ多忙な中でも時間をやりくりしながら、このイベントに責任を負って関わるようにしてきた。

　その結果、パソコンによる当日のビラの作成、日本の各メディアに催しを紹介してもらう広報活動などすべてを同胞女性たちが自分たちの力で進めた。魚委員長は「６月の南北首脳の出会いと６・１５共同宣言によって、在日同胞の喜びは計り知れないものがあります。植民地、戦争という民族の受難に満ちた２０世紀を振り返り、祖国統一と民族復興の新世紀を迎えられるようこのイベントに多くの在日同胞女性たちが来てくれるよう望んでいます」と語っている。

　なお、「ハナ舞踏会」はディナーのフルコース、ショータイム（京都朝鮮歌舞団のニュープログラム、尹漢信さんのミキシング・ロックオンヘヤ、西恭三さんによるシャンソン＆トーク）、ダンスタイムではポップ、ウリチャンダンなど盛りだくさん準備されている。

　開演は１２月３日（日）午後６時３０分から。参加費は１万円、問い合わせは同実行委へ。�рO７５―３１３―８９５７。