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第2次総聯同胞故郷訪問団が出発

 第2次総聯同胞故郷訪問団(団長=崔秉祚・総聯中央財政委員会委員長)が17日午前、ソウルに向け成田を出発した。1世同胞105人、随行員10人、記者4人の総勢119人で構成された訪問団一行は、昼には金浦空港に到着。5泊6日の滞在期間中、3泊4日(18〜21日)の日程でそれぞれの故郷を訪問し、約半世紀ぶりに肉親らとの再会を果たす。

 これに先立ち16日、東京・千代田区の朝鮮会館では、訪問団の結団式が行われ、徐萬述・総聯中央第1副議長が演説し、崔秉祚団長が抱負を述べた。

 ※訪問団一行成田到着予定―22日、1陣は午後12時30分、2陣は午後1時30分

第8回東九条マダンに3千人

 京都市内の市立東和小学校で3日、「第8回東九条マダン(広場)」が催され、過去最高の3000人を超える観客が訪れた。

 この催しは、在日同胞と日本市民が互いの文化に触れながら、国籍、民族を越えて地域に根付いた交流を広げようと、1993年から毎年行っているもの。当日は朝鮮の豊作を祝う農楽隊が会場を練り歩き、和太鼓とサムルノリのセッションやノルティギ、劇、朝鮮相撲大会、屋台などで大いににぎわった。

 また今回、京都朝鮮第1初級学校と京都韓国中・高等学校が初めて同じ舞台に上がり、それぞれが歌や踊り、テコンドーなどを披露した。さらにウトロ地区からは、「ウトロ農楽隊」の友情出演もあった。

 マダンに参加して3回目の増田年子さん(28)は、「南北朝鮮の統一が夢ではなくなってきたことを感じる、感動的なイベントだった」と語った。

平壌で朝豪外相会談/農業共同研究で覚書

 オーストラリアのダウナー外相が訪朝し、14日、平壌の万寿台議事堂で白南淳外相と会談した。双方は、両国の友好関係を発展させる問題と相互の関心事となる一連の問題について意見交換した。また同日、両外相は、朝鮮とオーストラリア両政府間の農業共同研究・開発計画に関する了解覚書に調印した。

 さらに朝鮮政府は同日夕、万寿台議事堂でダウナー外相一行の歓迎宴を催し、白南淳外相をはじめ関係部門の活動家らが出席した。(朝鮮通信)

伊工業・貿易相訪朝、洪総理と会見

 イタリアのエンリコ・レッタ工業・貿易相が14日に空路平壌入りし、15日には万寿台議事堂で洪成南総理と会見した。全勝勲金属工業相ら関係部門の活動家が同席した。

 レッタ工業・貿易相は、両国関係は良好に発展していると指摘し、イタリア政府は朝鮮がより大きな成果をあげることを確信すると述べた。
(朝鮮通信)

ベルギー、朝鮮と国交樹立へ

 報道によると、ベルギー政府は10日、国務会議を開き、ミッシェル外務長官が提議した朝鮮との国交交渉開始案を承認した。

 ベルギーには欧州連合(EU)の本部があり、両国の国交樹立は、朝鮮にとってはEUとの関係改善においても意味がある。現在のところ、EU十5ヵ国中朝鮮と国交を結んでいる国はイタリア、スウェーデン、デンマーク、オーストリア、フィンランド、ポルトガルの6ヵ国。なおベルギーのほかにも、イギリス、ドイツ、スペイン、オランダが朝鮮との国交樹立を表明している。

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