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在日朝鮮学生中央芸術コンクール/全国から2000人
朝鮮民主主義人民共和国創建52周年記念第33回在日朝鮮学生中央芸術コンクールが2、3の両日、大阪朝鮮文化会館と東大阪市、豊中市の各会場で行われ、声楽、民族器楽、洋楽器、舞踊の4部門に全国各地の朝鮮中高級学校の生徒2000余人が出場した。 同大会は、朝鮮学校で舞踊、音楽などのクラブ活動に参加している中高級部生が練習の成果を全国レベルで競い合う唯一の場(初級部は東日本、近畿、東海、中四国・九州ブロック別の地方大会のみ)。今大会では、各地方予選を突破した中級部104作品、高級部103作品がしのぎを削った。 3日には審査終了後、授賞式と優秀作品の発表会が大阪朝鮮文化会館で行われ、金賞受賞作品の中でもとくに高い評価を受けた京都朝高の女性重唱や広島朝中の民族器楽重奏、川崎初中の洋楽器合奏、東京朝高の重舞など21作品が披露された。 朝青結成45周年記念在日朝鮮青年祝祭2000(主催=在日本朝鮮青年同盟中央常任委員会)が3〜4日、東京朝鮮中高級学校(北区)など、東京、埼玉の4会場で開催され、毎年行われている体育祭とともに、文化祭も行われた。 2日間にわたって行われた体育祭では、サッカー、野球、バレーボール、ボーリングの4種目に、地方予選を突破した53チーム、約700人の選手・関係者が参加。サッカーは茨城県中央・県南支部、野球は神奈川県南武支部がそれぞれ初優勝。バレーボールの男子は朝銀東京支部(2連覇)、女子は埼玉県中部支部が優勝し、ボーリングでは北海道札幌支部が2年ぶりの優勝を遂げた。 3日夜、東京朝鮮文化会館(北区)で催された文化祭には、ボクシングのWBC世界スーパーフライ級チャンピオン、洪昌守選手がゲストとして訪れ激励した。 朝鮮赤十字会中央委員会スポークスマンは8日、大韓赤十字社の張忠植総裁が「月刊朝鮮」誌とのインタビューで朝鮮の政治体制を非難する発言を行ったことに関する声明を発表した。同中央委員会はすでに非難声明を発表(3日)しているが、声明発表後、同総裁は4日に「記事の1部がわい曲された面がある」「(朝鮮側を)刺激し、迷惑をかけたことについて遺憾に思う」とする手紙を朝鮮側に送ってきた。 これについて同スポークスマンは、「あやまちに対する是認は率直であるべきだ」と指摘。@張総裁が「月刊朝鮮」誌側に公式に抗議し、是正を求めるA同誌がわい曲の事実を認め、公式謝罪する――などの行動がない限り、手紙の真実性を認められないと指摘した。 第2回経協実務協議、南側代表団が平壌入り 南北共同宣言履行のための第2回南北経済協力実務協議に参加する南側代表団が8日、空路平壌に到着した。空港で北側代表が南側代表団を出迎えた。(以上朝鮮通信)
朝・日国交時に日本の謝罪を/南で国会決議案準備 決議案は、「朝・日国交正常化の際には、日本が過去に犯した朝鮮半島に対する侵略と従軍慰安婦、強制徴用・徴兵などの過酷な植民地統治、非人道的な行為に対する謝罪と反省の意思をまず明らかにすべきであり、これに相応した処罰と賠償を行わなくてはならない」と指摘した。 さらに、1965年の「韓日条約」は、日本の戦争責任と朝鮮半島を不法、強圧的に植民地化し、残忍な方法で支配した責任を問わず、日本に免罪符を与えたものだと強調している。 |