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金正日総書記、金大中大統領
歴史的出会いが切手に
このほど朝鮮切手社から、3枚の記念切手が発行された。金正日総書記が金大中大統領、中国の江沢民総書記、ロシアのプーチン大統領とそれぞれ握手を交わしている構図となっている。 民族分断史上初めて行われた南北首脳会談を記念した切手には、6月に平壌を訪問した金大中大統領と金正日総書記が、平壌・順安空港で固い握手を交わす写真が使われている。上部には「歴史的な平壌での出会いと北南最高位級会談記念 チュチェ89(2000).6.13―15」という文字が記されており、南北関係を発展させ、祖国の平和統一を実現するうえで画期的な意義をもつ今回の対面と会談の重要性を強調している。 ほかの2枚は、総書記の中国訪問(5月)、プーチン大統領の平壌訪問(7月)を記念して発行されたもの。(朝鮮通信) 福岡朝鮮初中級学校創立40周年記念「イオ(つながれ)フェスタ」が10月29日、同校で行われ、同校卒業生を中心に教職員、生徒、保護者、同胞と日本市民ら約1000人が参加した。1世が築き、2世、3世が守ってきた民族教育を、今後も守り、発展させていく契機にしようと、卒業生と県下総聯各団体代表らによる実行委員会が主催した。 体育館で行われた第1部の記念式典、第2部の在校生によるアンサンブル公演に続き、第3部は、「イオフェスタ―アンニョンハセヨふれあい広場」と題され、グラウンドに場所を移して行われた。会場には各種体験コーナーなどが設けられ、参加者らは卒業年度別に座り、思い出話に花を咲かせた。ステージでは在校生らが自分の気持ちを訴える「少年の主張」、卒業生対抗ゲーム、同胞マジシャンの安聖友氏によるマジックショーなどが行われた。フィナーレで福岡朝鮮歌舞団と生徒たちが朝鮮民謡を歌うと、参加者らは1世から4世までが1つになり、共に踊りの輪を広げた。 大阪朝高、府予選決勝へ/全国高校サッカー選手権 大阪朝高サッカー部が5日、全国高校サッカー選手権・大阪府予選の準決勝で大阪産業大学付属高校を4―1で下し、決勝に進出した。 清風高校との決勝戦は11日、午後2時から長居第2競技場で行われる。勝てば朝高初の選手権出場となる。決勝戦の模様は近畿エリアではテレビ放映される(同日午後4時25分〜6時、読売テレビ)。 また3日、同愛知県予選・準々決勝で刈谷工業を4―1で下し、5日の準決勝に臨んだ愛知朝高は、中京大学付属中京高校に0―1で惜敗。惜しくも決勝進出を逃した。李太繩ト督は「初の県ベスト4入りは成果と言える。敗れはしたが、今後につながる内容だった」と語る。 ラグビーは予選ベスト4/大阪、東京朝高 大阪、東京の両朝高ラグビー部が、全国高校ラグビー選手権の各都・府予選で準決勝に進出した。 昨年度の大阪府予選では決勝で惜敗した大阪朝高は5日、準々決勝で太成高校を67―3で下した。準決勝は12日の12時40分から近鉄花園グラウンドで。昨年度全国選手権の覇者、東海大仰星高校と対戦する。 今年度の東京都春季大会で準優勝し波に乗る東京朝高は5日、東京都予選・準々決勝で玉川学園を57―0で下した。明大付属中野八王子高校との準決勝は12日午後1時10分から江戸川陸上競技場で行われる。
「双務関係強化が目的」/欧州代表団が記者会見 |