1世の体験、証言収集へ
専用ホットラインも

強制連行千葉県朝・日調査団


 日本植民地統治下での体験など、在日同胞1世の半生の聞き取り調査が千葉県下で始まった。これに先立ち、「在日同胞1世の証言を収集する会」が17日、千葉県庁で記者会見を開いた。

 会見によると、18〜24日に千葉県に住む在日1世同胞から、聞き取り調査を行なう。聞き取り調査の内容は、調査団が製作している「朝鮮人強制連行調査の記録第六巻・関東編@千葉・神奈川」にも掲載される予定。調査団は専用ホットラインを設置し、連絡を受けた後、自宅訪問して話を聞く予定だ。

 朝鮮人強制連行の真相を調査する千葉県朝・日合同調査団主催で行なわれた会見には、朝鮮人側調査団団長の尹東煥・総聯千葉県本部副委員長と、日本人側調査団団長の渡辺隆氏をはじめ、両調査団のメンバー、社会実習で総聯本部に滞在中の朝鮮大学校歴史地理学部の生徒ら8人を含む計13人が参席した。

連絡先=在日同胞1世の証言を収集する会

専用ホットライン=рO43・234・7602(午前9時〜午後5時)、千葉市中央区都町2−17―1。

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