岐阜県副知事が初中訪問

民族教育「当然のこと」


 大野愼一・岐阜県副知事が3日、岐阜朝鮮初中級学校を訪問した。岐阜県議会議員の早川龍雄、森すがるの両氏が同席した。

 大野副知事は授業や芸術公演を参観したあと、同校の呉炳佑校長、総聯岐阜県本部の梁仁得委員長、オモニ会の趙福南会長をはじめとする学校関係者と歓談した。

 副知事は「朝鮮学校ではバイリンガル教育を行っている。多様性を認める社会では当然のことだ。皆さんの努力に応えて行くようにする」と語った。

 副知事の訪問について趙オモニ会会長は、「やっと県の関係者が来たという感慨がある。民族教育を守ることに精一杯の私たちにとっては、行政が1日も早く朝鮮学校の処遇を改善することを願うばかりだ」と話していた。

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