各地同胞生活相談
綜合センター開設
京都・西、愛知・名中・名東・岡崎
悩みに責任持って対応
各地で、同胞生活相談綜合センターが相次いで開設している。
京都では初めて、京都府西同胞生活相談綜合センターが9月7日、開設された。総聯京都西支部の事務所内で、同センターの開設式が行われ、文彬委員長をはじめとする活動家、同胞ら40人が参加した。 また、来賓として京都府議会の角替豊議員、「日朝国交正常化を求める下京、南区民会議」の加藤義博会長、下京、南区議会の各副議長らが招かれた。 西センターでは法律、経営、福祉、教育、就職など同胞生活のあらゆる問題に対処していくために12人の相談員がスタンバイしている。 徐重夫行政書士は、「同胞の悩みを解決するための組織ができたことは、喜ばしいことだ。相談員の1人として責任をもって対処していきたい」と語った。 また、愛知県でも名中(9月3日、写真中)、名東(9月17日)がそれぞれ開設した。 名中センターは、総聯の支部事務所を一部補修し、同胞が訪ねて来やすい場所にする一方、専門相談員による「生活相談の日」を2ヵ月に1度開き、そのほかにも経済、医療に関する講演を年間を通して行っていく。 また、各種文化サークルの運営や支部の情報誌、「ハントンネ」(月間)を通じて情報を提供し、日本の行政との交渉にも務めたい、としている。 名東センターは、同胞高齢者が多く在住している地域の特徴に合わせて、気軽に訪ねられる「同胞生活のコンビニセンター」を目指している。 今後は、支部の1回にデイハウス(高齢者向け常設施設)をつくる予定だ。 また同県下ではこのほか、岡崎同胞生活相談綜合センターも9月15日に開設し、センターの所長となった金茂生委員長は、開設式で・「センターを通して同胞の権利を守り、生活上の悩みを解いていくことで、組織の信頼を得ていきたい」と述べた。 ◇ ◇ 京都 名中 名東 岡崎 |