あの時、このひと言
「被災者たちは今も家や店の借金に加え、不況による生活苦で、経済的には2重3重の負担を強いられている」(阪神・淡路大震災から丸5年。被災者の状況をよく知る兵庫同胞生活相談センターの趙富雄所長)
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「緊張しなかった。たくさんの人を前にステージに立てて、むしろ気持ちがよかった。笑いを取れたし、賞まで取れてとても嬉しい」(10日、「NHK青春メッセージ2000」に出場し、審査員特別賞を受賞した北海道朝高2年の朴徳貴君)
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「在日の若い人たちが異国の地で民族芸術を継承している姿に感嘆し、涙を禁じ得なかった。1回だけの公演で帰るのがあまりにも名残り惜しい。今度は米全土で公演してほしい」(昨年末に行われた在日朝鮮民族楽器演奏団のニューヨーク公演を鑑賞した、ニュージャージー州立大学の林淳萬名誉教授)