カリフォルニア州議会、日本の戦争犯罪謝罪、賠償要求を決議
米カリフォルニア州上院議会は24日、第2次世界大戦中の日本軍による戦争犯罪について、日本政府が公式に謝罪し、犠牲者に賠償するよう求めた決議案を圧倒的多数の賛成で採択した。同案は23日、下院議会で採択されていた。
決議案は、日本政府高官がこれまで示してきた個人的な謝罪の意では不十分だとして、日本政府による「明確で、あいまいでない」謝罪、「すみやかな賠償金の支払い」を求めている。
決議案では、日本の占領下にあったアジアや太平洋の島々の人々、「従軍慰安婦」だった人々の被害にも言及し、これらの犠牲者に賠償措置が講じられるべきだとしている。決議が成立したのを受け、議会は米大統領にも適切な行動を求めるという。