共和国を力で威嚇/米・南乙支演習で共和国外務省スポークスマン談話


 共和国外務省スポークスマンは16日、「韓米連合軍司令部」が16〜27日に乙支フォーカス・レンズ合同軍事演習を行うのと関連して談話を発表、次のように指摘した。

 乙支フォーカス・レンズは他の戦争演習同様、共和国を力で威嚇し、圧殺するための侵略戦争演習だ。

 米国は、コソボ事態後の主な攻撃対象が朝鮮半島であり、今回の演習が第2の朝鮮戦争シナリオ「作戦計画5027」に沿って行われることを隠していない。さらに、今回の演習は、米国が共和国の「ミサイル問題」を口実にして追従勢力との共同対応をうんぬんし、朝鮮半島周辺に兵力を動員する中で行われる。

 米国は今回の演習で、朝鮮半島で高まる統一熱気に水を差し、力の誇示でわれわれに圧力をかける一石二鳥の効果を狙っている。これは事実上、朝鮮半島の平和と安全のために共に努力することを確約した朝米基本合意文を完全に無視し、対話相手の共和国を武力で制圧する挑戦行為だ。

 米国と南当局がたび重なる警告にもかかわらず力の対決を追求するならば、共和国も対応策を選択するしかない。