ソウルで「韓総連」など5000人が大祭典
「韓総連」所属の大学生と全国連合など在野団体のメンバー計5000余人は14、15の両日、ソウル大で99統一大祭典・第10回汎民族大会(汎民族統一大祭典)を開催した。
14日の開幕式では、祭典南側推進本部が、統一行事の合法性を認めて「国家保安法」を撤廃し、また駐南米軍を即時撤収するよう、当局に訴えた。また、決議文が採択された。
同本部は翌15日、平壌や板門店で開催中の汎民族統一大祭典に参加するための出征式を行った後、板門店に向けて出発しようとしたが、1万3000余人の警察官が催涙弾などを携えて大学を取り囲み、参加者の出入りを阻むなどしたため、板門店へは行けず、統一の歌の舞台などの行事と閉幕式を行い、祭典を終えた。
当局はこの間、ソウル大での祭典が「不法集会」であり、主催団体も「利敵団体」であるとして、参加した大学生ら480余人を連行した。
一方、南の市民団体、民族和解自主統一協議会のメンバー500余人は14日、慶煕大で、平壌での「統一念願 北南労働者サッカー大会」に参加して帰ってきた民主労総代表と民主労総労働者統一サッカー選手団を歓迎する大会と、統一祈願民衆連帯ハンマダン(広場)行事を催した。