ニュースフラッシュ

食糧など継続支援の意向表明/WFP事務局長が帰国
8・15国際連帯行事参加の代表訪朝
英新共産党総書記、ピースボートも
チャドの独立節で大統領に祝電/金永南委員長
「韓総連」所属学生50人を連行/デモ参加で忠南道警
中国人民解放軍外事活動家と会見/金人民武力相
南の人々の保安法撤廃闘争を支持/北の宗教団体


食糧など継続支援の意向表明/WFP事務局長が帰国

 5日から訪朝していた世界食糧計画(WFP)のキャサリン・バーティーニ事務局長一行が10日、平壌を出発した。

 一行はこの間、平安北道新義州市、枇○郡(○は山へんに見)、博川郡、咸鏡北道清津市、茂山郡、明川郡の託児所、高等中学校、病院などを訪れた。また、干ばつや水害の被災地を見て回り、共和国の食糧事情が依然として厳しいと認め、今後も食糧などの支援を続ける意向を示した。(朝鮮通信)

 

8・15国際連帯行事参加の代表訪朝

 8・15国際連帯行事に参加する国際機構代表と各国・地域の連帯組織代表らが10日、平壌に到着した。訪朝したのは、国際民主法律家協会委員長である朝鮮の統一と平和のための国際連絡委員会のアマル・ベントゥミ名誉委員長、朝鮮統一支持ラテンアメリカ・カリブ地域委員会副委員長である緑色ガイアナ党のロバート・ウィリアムス総書記など。(朝鮮通信)

 

英新共産党総書記、ピースボートも

 英国新共産党のアンディ・ブルックス総書記と、日本の市民団体ピースボートの代表団(団長=吉岡達也氏)が10日、「コンクリート障壁解体を求める国際フォーラム」に参加する白頭山チェコ友好協会のイーリ・ヤルカ委員長と、国際トウモロコシ・小麦改良センター代表団(団長=シバジ・パンデイ局長)が7日、それぞれ平壌に到着した。また、3日から訪朝していた日本教職員チュチェ思想研究会連絡協議会代表団(団長=住谷圭造・福島県教職員組合委員長)が同日、平壌を出発した。(朝鮮通信)

 

チャドの独立節で大統領に祝電/金永南委員長

 最高人民会議常任委員会の金永南委員長は9日、チャドの独立節に際してイドリス・デビ大統領に祝電を送った。また8日には、シンガポールの国慶節に際してオン・テンチョン大統領にも祝電を送った。(朝鮮通信)

 

「韓総連」所属学生50人を連行/デモ参加で忠南道警

 南朝鮮・忠清南道の地方警察庁は9日、「韓国大学総学生会連合」(「韓総連」)統一先鋒隊長である朝鮮大のコ・テフン君ら「韓総連」所属学生50余人を連行した。7、8の両日に忠南大で開かれた大田・忠南地域大会を「利敵団体」による「不法集会」と見なし、参加したコ君らを「不法デモ」を行ったとの容疑で連行したもの。

 

中国人民解放軍外事活動家と会見/金人民武力相

 金鎰武l民武力相は8日、中国人民解放軍外事活動家代表団(団長=羅斌・国防省辧公室主任・少将)と会見した。朝鮮人民軍の将官と軍官、駐朝中国大使らが同席した。(朝鮮通信)

 

南の人々の保安法撤廃闘争を支持/北の宗教団体

 朝鮮天道教会委員長、朝鮮仏教徒連盟委員長、朝鮮カトリック教協会委員長は6日、南で「国家保安法」撤廃を求める動きが活発化しているのと関連して、それぞれ談話を発表した。

 委員長らは談話で、保安法の存在によって、民族の和解と団結、統一を目指す人々のたたかいは「利敵行為」「体制転覆行為」と見なされ、思想と意思表示の自由や、同族に弔意を示すことすら犯罪視され、分断の壁のみがより高く積み重ねられてきたと指摘。保安法を即時撤廃するためにたたかう南の人々を積極的に支持すると強調した。(朝鮮通信)