共和国政府、朝・日の現状と関連して声明
共和国政府は10日、声明を発表し、日本は対朝鮮圧殺政策を放棄し、朝鮮人民に誠意ある謝罪と補償をしなければならないとして、日本が善隣関係の樹立に進むならそれに応じるが、力の対決に進むならそれに応じた対応策を選択するとの立場を表明した。
声明は、日本は朝・日関係の厳しい現状をそのままにして21世紀を迎えることはできないと宣言しながら、朝・日関係の現状と関連した3つの原則的立場について明らかにした。
1、日本は対朝鮮圧殺政策を放棄しなければならない。
日本は100年にわたる対朝鮮敵視政策を反省、総括して、新たな政策を講じるべきだ。
2、日本は朝鮮人民に対して犯した過去のすべての罪について、誠意ある謝罪と徹底した補償をしなければならない。
罪深き過去を今世紀中に清算するのか、あるいは来世紀に持ち越すかという歴史の分岐点において、日本は真剣に考え、人類の良心の前にその意志と決心を明らかにすべきだ。
3、日本が再侵略の野望を実現するための口実を探し、最後まで力による対決に臨むならば、われわれもそれ相応の対応策を選択するだろう。
声明ではまた、日本の過去清算が必ず協商の方法だけで実現されるのではないと指摘。共和国はこの問題の解決を期限なく黙って待ったり、放任したりはしないだろうと強調しながら、次のように言及した。
被害者の選択は加害者の態度如何にかかっている。われわれは日本が過去の清算を通じて善隣関係を樹立しようとするならそれに応じるが、あくまでも罪悪に満ちた歴史の轍を踏み、危険な挑発を行うならば、その機会を逃すことなく1世紀の間に積もり積もった代価を得るだろう。日本は新しい文明の世紀を迎えようとする歴史的瞬間に、理性を持って正しい選択を行うべきだ。 (朝鮮通信)