留学同京都OB会、蝶ヶ岳で合同登山
留学同京都のOB会の登山クラブ「山遊会」(京都)と「高翔会」(関東)の合同登山が7〜9の3日間、上高地と北アルプス・蝶ケ岳で行われた。
初日7日夕、徳沢園で合流しキャンプ場で久し振りの再会を祝って宴会を開いた。翌8日は2つのグループに分け長塀尾根コースで蝶ケ岳ヒュッテを目指した。長塀山を過ぎた妖精の池の周りには色とりどりの高山植物が咲き目を楽しませてくれる。健脚グループは蝶ケ岳ヒュッテからさらに大滝山を往復。
この日は蝶ケ岳ヒュッテ泊まり。360度の展望が開け、槍ケ岳・穂高連峰の展望台として最高の場所である。雲も霧もなく勇姿が眼前に迫り、その感動に5時間近くに及ぶ登りの疲れも吹き飛んだ。
日の出を眺めるため9日午前3時には起床。前日夕方から出ていた霧はウソの様に消え、満天の星空が頭上に広がる。展望指示盤のある瞑想の丘に立つと天の川や北斗七星もはっきり見え、流れ星は幾つも数えられた。午前四時ころからは東空が白みはじめ左右に徐々に広がっていく。5時ころ金色の光芒が空に放たれた。
午前6時に出発し、蝶ケ岳頂上(2664.3メートル)で記念撮影。下りは横尾、徳沢園を経て上高地に。
京都と関東の合同登山は96年の尾瀬と97年の八ケ岳・天狗岳についで3回目。来年の再会を約束して上高地で解散した。 【留学同京都OB会事務局】