日本のASEAN外交は失敗/参加国、事実上衛星と認める
共和国外務省スポークスマンは4日、シンガポールで行われた第32回東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議(7月23〜26日)と第6回ASEAN地域フォーラムで、共和国に対する日本の策動が失敗したことと関連して、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。
日本は今回の会議で共和国の人工衛星打ち上げを「ミサイル発射」と言い張り、何がなんでも再発射を中止させようと奔走した。そして、あたかも事前工作が成功し会議参加国が共和国の「ミサイル発射」に「懸念」を示したかのように騒いだ。しかしすべての会議参加国は、共和国の人工衛星打ち上げを「ミサイル発射」という日本の主張とは異なり、「ペイロード(搭載物)の発射」と表現することで事実上、共和国が行った人工衛星打ち上げを公式に認めた。
日本はASEAN地域フォーラムを米国と南朝鮮当局との結託のもとに、ASEAN加盟国を反共和国「共助」に引き入れるテコとして利用しようとした。しかし逆にアジア太平洋地域の大多数の国は、共和国の「ミサイル脅威」にかこつけて軍事大国化を実現しようとする日本の野心に警戒心をもって対応していくことを示した。(朝鮮通信)