総聯北海道本部、知事と10市長に在日同胞の人権保障を要請
総聯北海道本部では6月の1ヵ月間、北海道知事と札幌、旭川、函館をはじめ10市の市長とそれぞれ面会し、在日朝鮮人の人権保障を求める要請活動を行った。
金文谷・総聯本部委員長をはじめ一行は24日、北海道庁を訪れ、堀達也知事に要請書を提出した。要請書は、朝鮮学校卒業者の国立大学受験資格認定や教育助成の支給など民族教育権利の拡充、同胞高齢者・障害者に対する救済措置の充実、民族的差別防止措置の実施など、5つの内容からなる。
堀知事は「要請の趣旨はよく分かった。可能な範囲で協力したい」と答えた。