沖縄大衆党と新社会党、官房長官に制裁措置の撤廃を要請
沖縄社会大衆党の島袋宗康委員長と新社会党の矢田部理委員長らが12日、東京・永田町の首相官邸を訪ね、野中広務官房長官に会い、対共和国政策の見直しを求める小渕首相あての要請書を手渡した。
代表らは(1)共和国に対する「制裁措置」を直ちに撤廃する(2)国連等の要請に応え、また人道支援の立場から政府の責任において食糧支援などを積極的に行うこと(3)日朝国交正常化のための政府間交渉を前提条件なしに直ちに再開すること、などを求めた。野中官房長官は、今世紀中に日朝国交正常化を必ず実現しようとの使命感を持っているとして要請の趣旨に理解を示した。