危険きわまりない自衛隊の共和国空爆極秘研究/朝鮮中央通信が非難


 15日発朝鮮中央通信は、共同通信が13日、日本の航空自衛隊が共和国領土を空爆するという危険きわまりない極秘研究を行っていると報じたことと関連して、次のように論評した。複数の防衛庁関係者の証言として伝えられた研究内容の骨子は、F4EJ戦闘機が石川県の小松基地を発進し、低空飛行で目標物の上空に侵入して500ポンド爆弾を計16発投下した後、高空飛行で基地に戻るというシナリオになっている。この攻撃目標は1000キロの射程をもつ共和国のミサイル基地だという。

 航空自衛隊の西部方面隊司令部(福岡県)によって昨年までにまとめられ、航空総隊(司令部・東京)に非公式に報告されたという極秘研究が、日本当局の指令によるものであることは間違いない。

 これによって、日本で昨年、共和国の最初の人工衛星打ち上げに対してなぜ騒ぎ、反共和国敵視策動を繰り広げ、今も依然としてミサイル発射実験をうんぬんして執ように不純な世論をつくりだしているかが明白になった。 (朝鮮通信)