大阪朝高サッカー部、横山ノック府知事が激励


 インターハイに出場する大阪朝鮮高級学校サッカー部の代表らが8日、横山ノック府知事を表敬訪問。知事から、「府の代表として健闘して」などと激励を受けた。

 この日、知事公館を訪れたのは、金弘輝校長、金正海監督とサッカー部員27人。総聯府本部の金禎文副委員長、大阪朝鮮学園の梁公善理事長、日朝友好促進大阪府議会議員連盟の美坂房洋副会長、西脇邦雄幹事、府の本田勝次生活文化部長、池川哲彦私学課長らが同席した。

 横山知事は「全国大会に初めて出る朝鮮学校サッカー部が、大阪の学校であることは嬉しい。喜びを噛み締めている。のびのびとしたプレーで好成績を上げて欲しい」と激励。金校長が、ここまで来れたのは府や日朝議連の支援があったからこそだとして、期待に応えられれば何よりだと答えた。また選手を代表して主将の金洪周君が、「初出場だが、精一杯頑張って吉報を持って帰りたい」と決意を述べ、「知事さんには一度、学校を訪ねて欲しい。全校生徒で歓迎します」と話した。

 同サッカー部には、「祈 必勝」と書かれた知事のサインボールと、府と日朝議連から、それぞれ激励金が贈られた。