金日成主席逝去5周年/平壌で中央追悼大会
金日成主席の逝去5周年中央追悼大会が8日、平壌で行われた。午前7時、朝鮮労働党総書記で国防委員会委員長の金正日・朝鮮人民軍最高司令官が追悼大会の主席壇についた。また総書記は錦繍山記念宮殿を訪れ、主席に敬意を表した。共和国では同日正午、全人民が主席を追悼して3分間黙祷。機関車、船舶などは一斉に汽笛とサイレンを鳴らした。7日から各機関、企業所には半旗が掲げられた。一方、共和国各地はもちろん、日本など世界各国でも追悼行事が行われた。共和国を公式友好訪問しているカンボジアのノロドム・シアヌーク国王は6日、錦繍山記念宮殿を訪れ主席に敬意を表した。
中央追悼大会場の錦繍山記念宮殿と金日成広場、金日成競技場、凱旋門広場、戦勝広場をはじめ首都の広場と競技場、運動場は主席を追悼するために集まった市民と人民軍兵士らで埋めつくされた。
金永南、趙明禄、洪成南の諸氏をはじめ党と国家の指導幹部、総聯中央の呉亨鎮副議長が主席壇についた。
金正日総書記の委任により、国防委員会第1副委員長の趙明禄・総政治局長が追悼の辞を述べた。
趙第1副委員長は、主席は祖国の統一を民族至上の課題とし、最期の瞬間まで統一の未来を設計して、明るい展望を切り開いたと指摘した。また早くして指導の継承問題を完璧に解決したことは、主席が祖国と革命、時代と歴史に残した最も輝かしい業績であると強調した。
そして、この5年間はかつてない厳しい時期であったが、総書記の先軍政治により、共和国を圧殺しようとする帝国主義の策動を阻止し、朝鮮式社会主義を守り、信念をもって強盛大国建設の近道を開くことができたと述べた。