朝鮮中央通信、閔泳美事件で「謝罪文強制」を否定
3日発朝鮮中央通信は、南で最近、閔泳美事件について、北が彼女を脅して強制的に謝罪文を書かせ、意図的に「帰順工作員」に仕立てたかのように報じられていることについて論評し、次のように指摘した。
周知のように、南当局は閔泳美を金剛山観光客に仕立てて送り込み、北の人々を南に誘拐しようとした。事の重大さから見ても、彼女は当然、北の法に従って処理されるべきだったが、共和国政府は彼女を送り返す雅量ある措置を講じた。
しかし南当局は、北が彼女を脅して謝罪文を書かせたとか、今後は観光客の安全保証が必要だと言い掛かりを付け、再び反北謀略宣伝を繰り広げている。これは、われわれに対する2重の犯罪行為となる。
われわれは同胞愛的な立場から、彼女を高級ホテルに泊め、待遇も良くした。これに感動した彼女は、自らの政治的な過ちをすべて認め、許しを求めた。
われわれは今後も不純な目的や意図がなく、真に金剛山を見たいという同胞観光客はいつでも同胞愛的心情で歓迎するだろう。(朝鮮通信)