近畿高校大会で大阪朝高ボクシング金1つ/サッカーでは3位
大阪朝鮮高級学校ボクシング部の李明浩選手(2年、モスキート級)が、第22回近畿高等学校ボクシング選手権大会で優勝。また同校サッカー部が、第52回近畿高等学校サッカー選手権大会で3位に入った。
近畿高校ボクシング選手権は、6月25〜27日に兵庫県の西宮西高校で行われた。
李明浩選手は、決勝で南京都高校の選手と対戦。終始ペースを握り、3−0の判定で圧勝した。一方、ライト級の李宗樹選手(2年)も3位に入った。
26〜28日に和歌山市の紀三井寺陸上競技場などで行われた近畿高校サッカー選手権には、府大会で優勝し初のインターハイ出場を決めた大阪朝鮮高級学校と兵庫県大会準優勝の神戸朝鮮高級学校をはじめ、2府4県の強豪16チームが参加。トーナメントで優勝を争った。
大阪朝高は初戦で京都の洛南に8−1で圧勝、2回戦でも奈良育英を1−0で破ったが、準決勝では初芝橋本(和歌山)に持ち味であるはずの「攻撃的サッカー」のお株を奪われ、0−3で敗れた。
大阪朝高サッカー部の金正海監督は「8月のインターハイまでに精神面を鍛え、自分たちの持ち味に対する認識をいっそう深めたい」と話していた。
一方、神戸朝高は初戦で守山北(滋賀)に0−3で敗れた。