ニュースフラッシュ
イタリア・朝鮮友好協力協会が結成
ジブチ独立22周年で大統領に祝電/金永南委員長
中華全国総工会代表団が訪朝
6月22〜25日にも、南艦船侵入/人民軍海軍報道第3、4号
南当局に軍事挑発の謝罪要求/駐中朝鮮大使館で会見
板門店目指し国土巡礼に出発/釜山・高神大生ら100人
南当局の労働者弾圧をILOに提訴へ/民主労総
6月29日発朝鮮中央通信によると、イタリア・朝鮮友好協力協会の結成集会がイタリア国会会議室で行われ、政治、経済、文化の各分野における両国の関係発展を促進し、朝鮮の自主的平和統一のために積極的に活動することを基本内容とする規約が採択された。委員長にはイタリア国会のマリオ・ブルネティ議員が選ばれた。 (朝鮮通信)
最高人民会議常任委員会の金永南委員長は6月26日、ジブチの独立22周年に際してイスマイル・オマール大統領に祝電を送った。 (朝鮮通信)
中華全国総工会代表団(団長=董力書記)が6月26日、空路平壌に到着した。(朝鮮通信)
朝鮮人民軍海軍司令部は6月23日、南朝鮮軍の挑発が続いているのと関連して報道第3号を発表し、22日に8隻の艦船が4回にわたり共和国領海に侵入、23日にも8隻が再び侵入して操業中の共和国漁船を威嚇したと指摘した。
また、25日発朝鮮中央通信によると、報道第4号が発表され、24日に2隻の艦船が10回にわたり侵入するとともに、数十機のF―4、F―16爆撃機が艦船を支援できるよう上空を往復旋回、さらに25日にも2隻の艦船が侵入したと指摘した。 (朝鮮通信)
南朝鮮当局が起こした朝鮮西海上での挑発事件と関連して、駐中朝鮮大使館で6月21日、記者会見が行われ、李基範参事が発言した。
李参事は、事件は朝鮮半島情勢を激化させ、新たな戦争を起こそうとする米国の後押しのもとに南当局が強行した軍事挑発であり、南当局は事件をねつ造して国際世論を誤導していると指摘。南当局は反共和国謀略策動をただちに中止し、武力挑発によって生じた結果に対して全責任を負って民族に謝罪すべきだと強調した。 (朝鮮通信)
南朝鮮の釜山にある高神大の学生ら100余人が6月22日、光州から板門店を目指して「国民和合と統一を願う国土巡礼」へと出発した。
光州を発った参加者らは、光州人民蜂起(1980年5月18日)の犠牲者の霊が眠る望月洞の5・18墓地に立ち寄った。参加者らは徒歩で、全州、天安、ソウルなど各地を経て、今月六日までに板門店に到着する予定。
南朝鮮の全国民主労働組合総連盟(民主労総)は6月21日、ソウル・明洞聖堂で会見し、検察と企業によってゼネストを意図的に仕組まれた「韓国造幣公社」労組をはじめ、36企業の労組に対する南当局の労働運動弾圧行為を、国際労働機構(ILO)に提訴すると発表した。
会見では、一方的な構造調整を言い渡して労働闘争をあおるなど、労使関係に不当介入して正常な労使間交渉を阻む当局の行為を強く非難した。また、ソウル地下鉄公社や「韓国重工業」、万都機械など、造幣公社のほかに裏工作疑惑が取り沙汰されている企業の労組が、企業と検察を近く集団告発する方針だと明らかにした。