99統一大祭典・第10回汎民族大会の南側推進本部結成
8月15日に開かれる「民族の自主と大団結のための99統一大祭典・第10回汎民族大会」の南側推進本部出帆式が6月13日に行われた。同本部は、今大会を最大規模の祭典として成果裏に行うため、祖国統一汎民族連合(汎民連)南側本部によって結成されたもので、姜希南議長が共同大会長、金ヤンム副議長が推進本部長に選ばれた。また、出帆宣言文と特別決議文が発表された。
宣言文では、2000年代を対決と戦争、分裂の悲劇をもって迎えるか、あるいは統一の新たな展望を切り開くかという岐路に立つ今、民族の自主権を取り戻して統一を実現させることは、民族の運命を左右する重大な問題だと指摘。戦争と対決の危険を取り除いて今世紀中に統一の転換的局面を切り開くため、内外の全民族は民族自主・大団結の道で連帯し、力強くたたかうだろうと語った。
また、今大会は民族の切実な統一念願に合致する幅広い対話の場、民族大団結を実現する場となると指摘し、10回目を迎える今大会を最大規模の盛大な祭典にしたいと強調した。
一方、決議文では、非転向長期囚の送還問題が南と国際社会の大きな関心事となっていると述べ、現「政権」は内外の要求どおり、即時送還すべきだと指摘。また、「国家保安法」撤廃と統一愛国人士の釈放、統一愛国勢力への弾圧の中止、自由な民間統一運動の保障を強く促した。