北が納得し得る措置を/第2回南北副相級会談
北京で26日、第2回南北副相級会談が行われた。
会談で北側は、現在の朝鮮半島情勢と関連して、緊迫かつ重要な問題は西海事件の問題であること、これに背を向けるのは、実際に会談を前進させようという立場ではないこと、武力挑発を起こした南側は当然、責任を取って、どんな形であれ北側が納得し得る措置を講じなければならないことなどを強調した。
これに対し南側は、回答を回避し、離散家族問題の討議のみに固執した。
これと関連して北側は、離散家族問題がいくらうまく合意しても、今のような緊張した情勢が続く中では、履行そのものが難しいだろうと強調した。
会談で双方は、去る6月3日に北京で行われた南北副相級接触の際に結んだ、肥料提供に関する合意事項を誠実に履行していくことにした。双方は、次回会談を7月1日に行うことにした。(朝鮮通信)