中級部も大阪市大会で旋風

サッカー

１､２位に朝鮮学校/東大阪と中大阪

　大阪市中学校春季総合体育大会のサッカー部門決勝が１３日、市内の旭東中学校で行われ、東大阪朝鮮中級学校と中大阪朝鮮初中級学校が対戦。東大阪中級が勝って同大会３連覇を果たし、中大阪初中は２位となった。

　同大会には百六校が出場し、トーナメントで勝敗を競った。

　朝鮮学校どうしの決勝戦が行われたのは、今回が初めて。

　この日はまず、午前に準決勝が行われ、東大阪が我孫子中学校を２−１で、中大阪が友渕中学校を１−０でそれぞれ下した。決勝戦では東大阪が６−１で勝利した。

　２校は７月１１日から行われる府大会に、大阪市代表として参加する。同大会で２位以内に入ると近畿大会に出場でき、ここでさらに５位以内に入ると全国大会出場となる。

柔道

個人戦で初の優勝/東大阪、団体でも３位に

　東大阪朝鮮中級学校柔道部の金慶徳主将（中３）が、５、６日に行われた大阪市春季大会の個人戦（軽量級）で優勝した。また同柔道部は、団体戦でも３位に入った。

　個人戦優勝、団体３位はともに、同柔道部にとって初の快挙。

　競技は、大阪城公園内の修道館で行われた。トーナメント方式でたたかわれた団体部門では、同校柔道部は準々決勝まで５人全員が一本勝ちする活躍ぶり。準決勝では、優勝した旭東中学に４−１で敗れた。