金剛山観光を不純目的に利用するな/アジア太平洋平和委
朝鮮アジア太平洋平和委員会スポークスマンは20日、ミン・ヨンミという正体不明の南朝鮮女性が金剛山地帯に観光客として入り、金剛山に対する正常な環境巡察勤務についていた共和国人民を誘惑する言動を働いたことと関連して、談話を発表、次のように指摘した。
ミン・ヨンミは20日、共和国の環境巡察員に「山を上り下りすると疲れるでしょう」などと言いながら、「以南で帰順した人々は今、良い暮らしをしている」さらには「以南に行けば幸せに暮らせる」と本音を表した。
これは、観光とは何の関係もない、われわれに対する挑発である。
同胞愛で推進している金剛山観光事業を何とか妨害しようと、訓練された「帰順工作員」まで派遣し、共和国人民に対する不純な誘惑まで行っている南当局の犯罪行為に怒りを禁じ得ない。
昨日は西海で共和国艦艇に銃射撃を加え、今日は南の同胞の金剛山観光の道まで遮断しようとする南当局の行為は、何をもっても合理化できない。
わが方当該機関は、共和国側地域に入り、金剛山観光とは何の関連もない行動を取り、われわれの法に違反した正体不明の女性に対する必要な調査を行っている。
南当局は、金剛山観光事業を不純な目的に利用しようとする策動から生じる結果について深く考え、今回の事件に対する責任を取り謝罪すべきだ。(朝鮮通信)