民間統一運動団体への弾圧中止を南に要求/民和協代弁人が声明
民族和解協議会(民和協)スポークスマンは17日、中国・龍井で1日に行われた文益煥牧師追悼の集いに参加して南に帰った民主主義民族統一全国連合(全国連合)代表らが、南当局に「国家保安法」違反容疑で逮捕されたのと関連して、声明を発表し、北、南、海外の民間統一運動団体の自由な接触と対話を阻もうとする反統一勢力による許し難い行為だと非難した。
スポークスマンは声明で、南当局はかねてから、誰それに「利用される」だの何だのと不当な口実をつけて、開催を妨害しようとしてきたが、今回、代表らを「犯罪者」扱いして逮捕したことで、南当局こそがまさしく、対話と統一を願わず、対決と分裂のみを追求している者であることが明らかになったと指摘した。
そして、南当局は今からでも、自らの反民族的行為を全民族の前で謝罪し、代表らを速やかに無条件で釈放するとともに、民間統一運動団体への弾圧を即時中止すべきだと訴えた。
声明では、北、南、海外のすべての団体と各界各層の同胞が、南当局の反北対決策動を阻止、破たんさせ、代表らを釈放させるためのたたかいにこぞって合流するものとの確信を表明した。(朝鮮通信)