汎青学連統一大祭典開催へ/北、南、海外青年学生実務会談
遺跡踏査、サッカー・バスケ大会も
第9回祖国統一汎民族青年学生連合(汎青学連)統一大祭典成就のための北、南、海外青年学生実務会談が10日、ファクスを通じて、平壌、ソウル、東京で開かれ、汎青学連北側、南側、海外各本部の事務局長を団長とする各本部代表団が参加した。当初は板門店で開かれる予定だったが、南当局の妨害を受け、やむなくファクスによる開催の形を取った。
会談では、8月15日に開かれる「民族の自主と大団結のための99統一大祭典・第10回汎民族大会」の枠内で、第9回汎青学連統一大祭典を開く問題と、第2回北側歴史遺跡共同踏査を行うための実務問題が討議された。そして、8月13〜14日に汎青学連統一サッカー・バスケットボール大会、17〜25日に北側歴史遺跡共同踏査を行うことで合意した。
また、共同決議文が採択され、(1)第10回汎民族大会を名実共に民族共同の統一大会合にするため、先頭に立ってたたかう(2)昨年に続き今年も北側歴史遺跡共同踏査を実現させる(3)民族の和解と団結を阻む反統一勢力に打ち勝ち、自分たちの世代に必ず統一を実現する――ことが決議された(内容は別項)。
一方、汎青学連北側、南側、海外各本部、北と南の大学ではそれぞれ同日、実務会談成就のための共同決意大会を開いた。
板門店開催妨害した南当局を非難/北側代表団
実務会談北側代表団は同日、板門店での会談開催が南当局に妨害されたのと関連して声明を発表した。
代表団は声明で、会談の開催を成果裏に保障するのが当然の責任であるにもかかわらず、南当局は開催前から「韓国大学総学生会連合」の会談参加を源泉封鎖すると公言したと非難。南当局は今からでも反民族、反統一行為に対して謝罪するとともに、青年学生弾圧を中止して、逮捕した青年学生を無条件で即時釈放し、彼らの自由な出会いと接触を保障すべきだと指摘した。 (以上朝鮮通信)