ニュースフラッシュ
羅津―先鋒国際通信センターが着工
ベトナム祖国戦線代表団などが訪朝
楊副委員長がナイジェリアから帰国
ゼネスト誘導に南の各界が抗議/調査委も発足
南の113団体が「国政改革」要求/連帯闘争突入へ
構造調整反対集会を各地で開催へ/民主労総
羅津―先鋒国際通信センターの着工式が15日に行われ、逓信省の関係者、タイ・ロックスレー社のピーター・プレイス理事らが参加した。
羅津―先鋒市人民委員会委員長があいさつし、朝鮮逓信会社とロックスレー社の合作契約によって設けられた東北アジア電気通信会社理事会の決定に従って建設される同センターは、双方の深い関心と努力で立派に完工するだろうと述べた。またプレイス理事は、ロックスレー社は投資を拡大して協力をより緊密にしていくと強調した。
同センターの建設によって、羅津―先鋒経済貿易地帯の施設と住民の国内・国際通信が一層円滑化し、同地帯の活性化如何で、今後も電気通信サービス設備を拡大できる条件が十分に整うこととなる。(朝鮮通信)
ベトナム祖国戦線中央委員会代表団(団長=チョン・バン・ダン書記長)が15日、バングラデシュ全国労働者連盟代表団(団長=バダル・カーン書記長)が13日、ネパール親善代表団(団長=ネパール共産党機関誌「ジョナ・アスタ」のキショル・シレスタ責任主筆)が12日、それぞれ平壌に到着した。(朝鮮通信)
ナイジェリアのオバサンジョ大統領の就任式に出席した共和国代表団(団長=楊亨燮・最高人民会議常任委員会副委員長)が12日、空路平壌に到着した。金允赫・同委員会書記長、朴吉淵外務省副相、F・A・オフト駐朝ナイジェリア大使代理が出迎えた。帰国に先立ち、代表団は3日、ギニアのコンテ大統領と会見した。 (朝鮮通信)
「韓国造幣公社」労働組合のゼネストが、公安当局と経営側の共謀で、弾圧目的で意図的に仕組まれたものだった事実が明らかにされたことに対し、各界からの抗議が殺到している。
全国民主労働組合総連盟(民主労総)、経済正義実践市民連合(経実連)、参与民主社会市民連帯(参与連帯)など8団体の代表は12日、ソウルで集会を開き、造幣公社構造調整真相調査委員会を結成した。また同日、民主労総の組合員ら3000余人がソウルで抗議集会を開いたほか、釜山では民主労総釜山地域本部の組合員1000余人と「韓国労働組合総連盟」(「韓国労総」)釜山地域本部の組合員1万余人がそれぞれ集会を開いた。
経済正義実践市民連合(経実連)、参与民主社会市民連帯(参与連帯)、人権運動サランバンなど、南朝鮮の113の市民・社会団体は7日、ソウルで緊急会見し、当局に「全面的国政改革」を求める連帯闘争への突入を宣言した。
会見では、財閥改革や司法改革、政治改革など現「政権」が掲げるあらゆる改革がうやむやになり、民心は現「政権」から離れていると指摘。(1)公職者の倫理確立(2)腐敗防止法と特別監査制の導入(3)「大統領」秘書室長らの更迭(4)「ミンクコート疑惑」の再調査――などを当局に求めた。
南朝鮮の全国民主労働組合総連盟(民主労総)に所属する労働者3000余人は5日、慶尚南道馬山市で「嶺南労働者決議大会」を開いた。大会では李甲用委員長が演説し、一方的な構造調整と整理解雇の強行に反対する「全国巡回集会」を、7月まで各地で随時開いていくと明らかにした。