朝鮮中央通信、ティレリ駐南米軍司令官の講演を非難
2日発朝鮮中央通信は、ソウルの西江大で5月27日に行われたジョン・ティレリ駐南米軍司令官の特別講演について論評した。
論評は、ティレリ司令官が講演の中で、南朝鮮当局の「太陽政策」を支持する、強力な軍事態勢が重要だ、などと発言したことに触れ、これは南当局の反北対決政策に対する「支持」を確認する一方で、北侵戦争の準備にさらに拍車を掛けようとするものだと非難した。
さらに、駐南米軍が朝鮮半島の「戦争抑止力」として存在するとの発言にも言及し、米軍は南の地に足を踏み入れた時から占領軍であり、朝鮮戦争の挑発者でもあり、今も共和国を常に威嚇する侵略と戦争の根源だと指摘した。
そして、ティレリ司令官は南に対する永久占領政策を正当化しようとせず、自国の政府に駐南米軍撤退を求めるべきだと強調した。