ニュースフラッシュ
リビア、ブルガリアなど訪問へ/共和国経済代表団
中国の新聞社社長などが訪朝
米軍が5月に150余回の航空スパイ
「韓総連」議長にユン・ギジン氏/出帆式終わる
南の全教組が創立10周年大会/合法化を記念
クロアチアの独立節で祝電/金永南委員長
南の市民団体が記者会見/法務部長官の任命撤回要求
リビア、ブルガリア、ギニアの各国を訪問する共和国政府経済代表団(団長=金鳳翼・貿易省副相)が1日、カザフスタンで開かれる鉄道協力機構第27回閣僚会議に参加する共和国鉄道代表団(団長=金容三鉄道相)と、中国を訪問する金策工業総合大学代表団(団長=洪瑞憲総長)が5月31日、それぞれ平壌を出発した。(朝鮮通信)
中華全国新聞工作者協会代表団(団長=孫永仁・農民日報社長)が1日、タジキスタン対外親善文化連絡協会・親善協会代表団(団長=マイサラ・コロノバ委員長)と、ラオス情報・文化省代表団(団長=ブア・バン・ウォラクン次官)が5月28日、それぞれ平壌に到着した。(朝鮮通信)
1日発朝鮮中央通信によると、米軍は5月の1ヵ月間に、各種の戦略・戦術偵察機を動員して、共和国に対する航空スパイ行為を150余回にわたり行った。(朝鮮通信)
「韓国大学総学生会連合」(「韓総連」)第7期出帆式が5月30日、3日間の日程を終え、閉幕した。29日には、会場のソウル・慶煕大で宣言文が発表され、各界各層との幅広い連帯の下に、反「政府」闘争を繰り広げていくことが強調された。また、明知大総学生会のユン・ギジン会長が第7期議長に選出された。
南朝鮮の全国教職員労働組合(全教組)創立10周年を記念する全国教師大会が5月30日、ソウルで開かれ、組合員1万5000余人が参加した。
李富栄委員長は大会で、昨年2月の労使政合意に従って全教組が7月1日から合法化されるのに伴い、教育予算の確保、私立校教師のパート雇用制度の導入中止など、教師の権利を確保する措置を当局がしっかりと講じるよう求めた。
最高人民会議常任委員会の金永南委員長は5月29日、クロアチアの独立節に際し、フラニオ・ツジマン大統領に祝電を送った。また26日には「エチオピア人民の民族的祝日」に際し、ネガソ・ギダダ大統領に祝電を送った。(朝鮮通信)
南朝鮮の参与民主社会市民連帯(参与連帯)、経済正義実践市民連合(経実連)、全国民主労働組合総連盟(民主労総)など40余の市民・労働団体は5月28日に記者会見し、金泰政・法務部長官の任命を撤回するよう当局に求めた。
南では現在、新東亜グループ会長夫人が昨年10月、脱税容疑がかかっていた同会長の逮捕を免れようと、数人の閣僚夫人にミンクのコートを贈り、その見返りに警察に圧力をかけて捜査を中止するよう求めていた疑惑が急浮上し、政界を揺るがしている。参与連帯などは会見で、夫人が衣類を受け取ったとされる閣僚の中に、当時、検察総長だった金長官が含まれていることを取り上げ、「疑惑の渦中にある金長官がこの疑惑の捜査を陣頭指揮するのはおかしい。公正・中立的な捜査のためにも、金長官は退くべきだ」と訴えた。