共和国代表選手20人、上位進出と五輪出場狙う
女子サッカーW杯6/19〜7/10、米国
6月19日から7月10日まで米国で開かれる女子サッカーの第3回ワールドカップ(W杯)にアジア代表として初出場する共和国代表チームのメンバーが、このほど発表された。
今回、選ばれたのは、昨年12月のアジア競技大会(バンコク)準優勝時のメンバー18人に、DFチャン・オクチョン、MFキム・ウノク両選手を加えた計20人。国際サッカー連盟(FIFA)の女性審判資格を持つリ・ソンオク線審らを含め、計34人で選手団が構成される。
共和国は一昨年のアジア選手権大会で準優勝してW杯出場権を獲得、また昨年のアジア大会でも、決勝戦で強豪・中国に惜敗したものの準優勝するなど、着実に結果を出している。2月に行われたW杯開催記念試合、米国代表―世界選抜戦には、キム・スニ選手が世界選抜のDFとして先発出場し、堅い守りで勝利に貢献、共和国の実力を世界にアピールした。
今大会には共和国のほか、米国、ドイツ、ノルウェー、中国、ブラジル、日本、オーストラリア、ナイジェリア、メキシコ、カナダ、ガーナ、デンマーク、イタリア、ロシア、スウェーデンの計16ヵ国が出場する。
大会では、16チームが4チームずつ4組に分かれて予選リーグを戦い、各組上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出するとともに、自動的に五輪への出場権を獲得する。
予選A組の共和国の対戦相手は、ナイジェリア(試合は6月20日)、デンマーク(同24日)、開催国で96年アトランタ五輪優勝の米国(同27日)と強豪揃いだが、大会での上位進出と五輪出場を目標に張り切っている。
代表メンバーは次のとおり。
GK リ・ジョンフィ、ケ・ヨンスン
DF リ・エギョン、キム・スニ、ヤン・ギョンフィ、ユン・インシル、キム・スネ、キム・ヘラン、チョ・ソンオク、チャン・オクチョン
MF リ・ヒャンオク、リ・ギョンエ、ソル・ヨンスク、キム・グムシル、キム・ソンリョ、キム・ウノク
FW パク・チョンエ、チョ・ジョンラン、リ・グムスク、チン・ビョリ