ソウルで「韓総連」第7期出帆式/「利敵団体」撤回を主張
「韓国大学総学生会連合」(「韓総連」)の第7期出帆式が5月28日、ソウルの慶煕大で行われ、所属の大学生1800余人が参加した。
出帆式は当初、延世大で行われる予定だったが、1000余人の警官が校舎の周りを取り囲んで学生の出入りを妨害したため、急きょ慶煕大に変更された。
南朝鮮当局はこの日の出帆式についても、延世大に送った人数をはるかに超える9000余人の警官を投入して源泉封鎖し、参加者全員を「国家保安法」違反で逮捕すると公言していたため、参加者らは抜き打ちで出帆式を強行した。
「韓総連」は出帆式の後に記者会見し、平和的な出帆式の保障と「韓総連」に対する「利敵団体」規定の撤回、弾圧の中止などを南当局に強く求めた。
弾圧の中止を/共和国各紙が論評
「韓総連」が当局の弾圧をかいくぐって第7期出帆式を強行したことについて、5月28日付の共和国各紙は論評で、「韓総連」は自主・民主・統一の先鋒隊としての尊厳と位相を轟かせたと指摘した。
論評は、「韓総連」を支持することこそが民族のための道、愛国の道であり、南で自主・民主・統一を願う人であれば誰もが「韓総連」を守り、学生たちと歩調を合わせなければならないと述べ、「韓総連」に対する弾圧の中止と保安法の撤廃を主張した。(朝鮮通信)