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共和国女子、アジアバスケ選手権で2部優勝


 静岡県草薙総合運動場体育館で1〜9日に行われた第18回女子アジアバスケットボール選手権大会の2部で、共和国代表チームが優勝。1部への昇格を決めた。

 大会には9つの国と地域の代表がエントリーし、2部にはこのうち、共和国、中国香港、マレーシア、スリランカの4つの国と地域が出場した。

 1990年の第13回大会以来の参加となった共和国だが、9年のブランクを感じさせない圧倒的な強さを発揮。中国香港を100−40、マレーシアを91−71、スリランカを111−31で下し、3戦全勝で優勝を飾った。

 フォワードの桂銀京選手は、「チームの当面の目標はアジア制覇。第一歩を大きな成果で飾れてうれしい」と話していた。

 なお、シドニー五輪の予選を兼ねた一部では、南朝鮮が優勝した。

 大会中、スタンドでは、静岡の同胞らが熱心に声援を送った。7日には、選手団が静岡朝鮮初中級学校を訪問し、生徒・児童らと交流。選手らは、日本にいながらも民族教育を受けて朝鮮人として育つ生徒らの姿に感心した様子だった。(関連記事)