女性同盟東京・新宿支部で朝鮮半島情勢の講演会
「いま知りたい! 朝鮮半島情勢」と題した女性同盟東京・新宿支部主催の講演会が8日、新宿区の新宿スポーツセンター大会議室で行われ、地域の同胞、日本市民らが参加した。「新宿朝鮮女性と連帯する会」が共催。
講演に立った吉田康彦埼玉大学教授は、共和国の現状、朝米、朝・日関係の行方などについて、訪朝時の体験を交えながら詳しく語った。とくに、昨年8月の人工衛星打ち上げについては、日本政府は「ミサイル」であれ人工衛星であれ、「日本の安全にとって脅威」との見解を示したが、共和国は人工衛星を打ち上げたのであって、日本を威嚇したわけではないと指摘した。朝米、朝・日関係についても徐々に改善に向かうであろうとの見通しを示した。
参加者らは「非常に分かりやすかった」、「厳しい情勢の中で落ち込んでいたが勇気が湧いてきた」などと感想を述べていた。