文芸同東京第3回書芸展
文芸同結成40周年記念文芸同東京第3回書芸展が3〜4日、東京・池袋の東京芸術劇場地下展示室で開かれた。文芸同東京書芸部メンバーと準メンバー(朝大生)ら18人による30点の作品が展示され、2日間で延べ220余人が観覧に訪れた。
展示された30点は、朝鮮語を中心に漢字もまじえて多彩な字体を使用、絵を盛り込んだり背景の紙の色などにも気を配った自由なスタイルの創作作品、有名な詩や言葉、自作の詩を書いた作品など様々だった。
今回の特徴は学生をはじめ若いメンバーの作品が多いこと。前回に比べてレベルも向上したという。それぞれの作品には、若いメンバーらの瑞々しい民族情緒と、古典的な書法に新しいスタイルを加えようという創意工夫が溢れていた。
訪れた人たちは「朝鮮人の『心』に触れたような気がする」「多彩な書体と表現が楽しい。新しいものにトライしようとする真しな姿勢を感じる」などと感想を話していた。