共和国の主張・論調
米国の駐南兵力増強は朝鮮戦争勃発の青信号/(労働新聞3日付)
米国がユーゴスラビア情勢による「朝鮮半島の戦力の空白」をうんぬんして、南朝鮮に最新鋭の戦力を大量に配備し、朝鮮半島「有事」の際に即時投入できる準備を整えたのは、朝鮮半島における戦争勃発を予告する青信号だ。
米国が、バルカン半島と朝鮮半島という2つの主要地域での同時戦争に勝利できるという考えの下、バルカン戦争を行いながら朝鮮半島でも新たな侵略戦争の火種を起こそうとするなど、ばかげたことだ。米国は無分別な冒険をやめるべきである。
日本に「4者」「地下施設」介入の資格ない/(民主朝鮮2日付)
日本は最近、「6者会談」や「地下施設査察参加の必要性」をうんぬんしているが、4者会談や「地下施設」問題に入り込む名分も資格もない日本が朝鮮半島問題に介入しようとするなどとんでもないことだ。
朝鮮半島に対する日本の関心は、どうすれば再侵略を実現できるかということであり、日本の行動は、自らの地位を高めて「政治大国」としての影響力を発揮することと関連している。
汎青学連・「韓総連」の黄代表は罪人ではない/(4月28日の汎青学連北側本部声明)
南朝鮮当局が、昨年の8・15統一大祭典に参加した祖国統一汎民族青年学生連合(汎青学連)南側本部・「韓国大学総学生会連合」(「韓総連」)の黄嬋代表に不当な懲役刑を宣告したのは、自主・民主・統一を望む「韓総連」と全同胞の統一志向に対する挑戦、挑発である。黄代表は決して罪人ではない。
汎青学連北側本部は、南当局の行為を反統一的な弾圧行為と見なし、北の全青年学生の名で非難する。南当局は、黄代表とすべての統一愛国人士を即時釈放し、反民族・反統一悪法である「国家保安法」を撤廃すべきだ。
統一部長官の「崩壊」発言は対話提案への挑戦/(4月29日の祖国平和統一委員会スポークスマン談話)
南朝鮮の康仁徳・統一部長官は最近、梨花女子大での「特別講演」で、共和国の体制を中傷し「崩壊」や「変化」、「吸収統一」を唱えた。これは、統一志向的な南北対話を行うという共和国の提案と、その実現を目指す全民族の統一熱望に対する公然たる挑戦だ。康長官の発言は、南当局が追求するのが南北対話ではなく、同族対決と民族分裂であることを示した。
誰それの「崩壊」や「変化」を公言したのは、南当局の「太陽政策」や「包容政策」がまやかしであることを証明するものだ。
同族反対企図露なチーム・スピリット再開発言/(5日発朝鮮中央通信)
南朝鮮当局が、チーム・スピリット米・南合同軍事演習を再開しようとしている。国防部は最近、「国会」に提出した答弁書で、「チーム・スピリットは永久に中断されたわけではない」「韓米が合意すれば、いつでも再開できる」と述べた。これは、同族に反対するためには、外勢と「共助」して朝鮮半島での核戦争も辞さないという、「国民の政府」の本心を露にしている。