祖国平和統一委員会、情報院の中国東北地域での反北策動を非難
祖国平和統一委員会(祖統委)スポークスマンは5日、南朝鮮当局者が最近、中国の東北三省地域で反共和国謀略策動を繰り広げていることと関連して、次のような声明を発表した。
資料によると、南の情報院は企業家、研修生、宗教人など様々な形で中国の東北三省地域に要員を潜入させ、共和国に対する偵察と破壊活動を行っているだけでなく、現地の僑胞をスパイに引き入れたり、僑胞社会の不純分子を買収して謀略宣伝に利用している。
南当局は、朝鮮族青年の協力組織内に情報院の密偵を浸透させて、不純な青年たちをかき集め対北スパイや反共和国陰謀策動に利用している。
また、共和国を誹謗、中傷する出版物を発行し、買収した僑胞を通じてその印刷物を国境沿いの朝鮮側地域にばらまき、訓練された僑胞を侵入させて共和国西海岸の海上と警備所の配置状況、軍艦の機動状況に関する情報を偵察している。
とくに南当局は、共和国の体制をどうにか崩すために反動団体まで組織し、狙撃武器や拳銃などを所持したスパイを共和国内部に潜入させようと策動している。
さらには反動団体に金と武器を与えて武装集団を手なずけた後、共和国内部に浸透させて武装騒動を起こし、卑劣なテロまで行おうとしている。
久しい前から中国を対北スパイ謀略策動の重要な拠点にしている南当局は、東北三省地域を対北戦略実現の地盤にするため執ように策動し、「合弁」の名目でこの地域に工作基地と産業工作網を数百ヵ所も築いた。これらの場所では、情報院と統一部の指令を受け、共和国へのスパイ、諜報、瓦解策動を引き続き計画的に行っている。
南当局の反北謀略策動は、共和国を支持する海外同胞に対決意識を吹き込み反北対決陰謀に駆り出す行為であり、民族の大団結と統一を阻むものである。また、これは共和国の体制内部に「改革」「開放」の風を吹き込もうとする下心から出たものだ。
南当局は、中国東北三省地域で繰り広げている反共和国敵対行為が招く結果について深く考え、対共和国誹ぼう宣伝とスパイ、破壊活動を直ちに中止すべきだ。(朝鮮通信)