朝鮮アジア太平洋平和委員会、南当局の「船上討論会」案を非難
朝鮮アジア太平洋平和委員会スポークスマンは4月26日、南当局が最近、観光船で「観光を兼ねた船上討論会」を行うと言っていることを非難する次のような談話を発表した。
われわれの愛国愛族的な民族大団結思想と同胞愛的措置によってやっと実現した金剛山観光事業は、現在、内外の関心と期待の中、5ヵ月間続けられている。しかしこれを快く思わない南当局者は、金剛山観光船を反北対決を煽る場に利用しようと不純に策動している。
金剛山観光の専用船上で、反北・反統一対決で悪名をはせた統一部が先頭に立って「対北政策に対する評価」、「南北関係発展の方向」などの反北対決宣伝を行うのは、金剛山観光の根本的な趣旨に反する挑発行為である。
南当局が、「金剛山に離散家族の面会所を設けなければならない」、「共同海難救助対策が講じられなければならない」などと言って、民間レベルの経済協力事業である金剛山観光事業に介入してブレーキをかけてきた行為は、われわれを著しく刺激し、観光事業に暗い影を落としただけである。
南当局は、金剛山観光事業を不純な政治目的に利用しようとすることで生じる結果について深く考え、こうした反北対決策動を止めるべきだ。 (朝鮮通信)