西播朝鮮初中、学校支援バザーに1300人
西播朝鮮初中級学校愛校節・コリアンふれあいフェスティバルが18日、姫路市にある同校体育館で行われた。
フェスティバルは学校支援のチャリティーバザーがメインで、同校の学区に当たる5つの総聯支部と教育会、地域商工会、地域青商会、アボジ会、オモニ会のメンバーでつくる実行委員会(委員長=趙陽済教育会長)が主催した。
もともと、会場は姫路城前の公園が予定されていたが、雨天のため学校の体育館に移された。参加者の出足が心配されたものの、1万4000枚の案内状配布、日本の新聞への案内記事掲載、宣伝カーの利用など、積極的な宣伝の効果が表れて、1300余人の同胞と日本人が集まる盛況ぶりだった。
女性同盟とオモニ会の模擬店でトック800食、チヂム600食があっというまに完売したのをはじめ、朝鮮の特産物や日用品も好調な売れ行きで、1日の純利益は150万円に達した。
また、生徒・児童らが披露した合唱、農楽、マジック、兵庫朝鮮歌舞団の公演も好評だった。
ある同胞は、「雨が降ったのにこれほど集まるとは、大成功だ。来年もまたやろう」と意気込んでいた。