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共和国の主張・論調


北侵狙った南の「陸軍航空作戦司令部」新設/(22日発朝鮮中央通信)

 南朝鮮当局は20日、陸軍参謀総長らが参加する中、「陸軍航空作戦司令部」の創設式を行った。参加者は、同司令部の新設によって、「敵の縦深地域を奇襲できるようになった」などと述べ、千容宅・国防部長官も「高速機動戦の中核戦力になるよう期待する」と述べた。現「政権」は執権から1年足らずの間に、軍の指揮系統の一元化、軍事機関の再整備など、北侵戦争準備に拍車を掛けてきたが、今回の騒動はこうした策動の延長だ。

 

「韓総連」代議員大会封鎖は計画的瓦解策動/(20日の祖国平和統一委員会書記局報道第784号)

 南朝鮮当局が、16日から開催予定だった「韓国大学総学生会連合」(「韓総連」)第7期代議員大会を源泉封鎖したのは、青年学生の組織的結束を阻み、自主、民主、統一を目指す彼らの運動を抹殺する計画的策動だ。「韓総連」は「利敵団体」ではなく、南の人民の一致した志向を反映した青年学生の代表組織だ。南当局が歴代独裁政権とは異なる「国民の政府」となることを心から願うならば、「韓総連」に対する態度からまず正すべきだ。

 

反統一的な外交通商相の「長期的展望」発言/(20日発朝鮮中央通信)

 南朝鮮の洪淳瑛・外交通商部長官は最近、米外交政策専門誌フォーリン・アフェアーズに寄稿した記事で、「南北統一は長期的展望」であり、統一には時間がかかると述べた。

 朝鮮人民にとって最大かつ最優先の民族的課題である統一問題について「長期的展望」をうんぬんすることは事実上、統一を望まない立場の表れだ。彼はわれわれの体制の「崩壊の可能性」を再び唱えたが、「崩壊」論と統一問題を結び付けるのは、われわれが一貫して主張する連邦制統一方案をあくまで拒否し、南北対決を生存方式にしている明確な証拠となる。

 

南の人民は連北和解・統一目指すたたかいを/(労働新聞19日付)

 南朝鮮で1960年に起こった4・19人民蜂起は、自主的で民主的な新しい政治と生活を求める全人民的な反米反ファッショ抗争であった。しかし、彼らが叫んだ自主、民主、統一の願いは実現されていない。

 民族分裂の悲劇を終わらせて統一を成し遂げることは、朝鮮民族の一致した願いだ。南の青年学生と人民は、民族自主の旗印を掲げ、連北和解と統一を目指すたたかいをより力強く繰り広げなければならない。