各地で同胞ら、太陽節で花見などの行事

　各地の総聯本部、支部、分会などでは１５日の太陽節に際し、桜前線の北上に沿って３月末〜４月中旬までの間、花見などの行事を開いた。各地の同胞らは、桜の名所として名高い公園や朝鮮学校グランドなどを会場に、焼肉やオモニらの手作り料理に舌鼓を打ち、ビール片手に話に花を咲かせゲームや歌、踊りを楽しんだ。この春の卒業生、新入生らを祝う行事をともに行ったところも多かった。

　行事が最も集中し、花見ピークとなったのは４日。総聯長崎県本部と大分県本部、総聯東京の北、墨田、大田の各支部、中央江東支部の枝川分会、大阪の生野西、中西、城東、東阿の各支部、西東京の八王子、町田、中部の各支部、神奈川の川崎、湘南西湘の両支部、千葉・千葉支部の中央、検見川の両分会、兵庫の西神戸、伊丹、灘の各支部、広島の広島市北、広島市南の両支部、福岡・遠賀支部、山口・下関支部、滋賀・大津支部の膳所、石山、草津、滋賀里の各分会などが花見を行った。

　長崎市の大村公園で開かれた長崎県本部の花見の会には５０余人が参加。この春九州朝高、朝大を卒業した同胞青年と同朝高の新入生に記念品と花束が贈られた後、参加者らは支部対抗綱引きや宝探しなどのゲームを楽しみ、歌と踊りの輪を繰り広げた。

　「総聯大阪府生野西支部春のカーニバル」には４００余人の同胞たちが参加。また２支部統合後、初のイベントとなる神奈川・湘南西湘支部の同胞花見の会は１５０余人で賑わった。

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　前日の３日にも総聯兵庫・東神戸支部、朝銀千葉信用組合女性後援会「ウンピニョ会」の花見があった。

　神戸朝鮮初中級学校グランドで開かれた東神戸支部の花見には２００余人が参加。１部では、同支部の若い同胞女性の会「ポムパラム会」主催の新入生祝賀会が行われ、同校初級部新入生と幼稚班入園児にプレゼントが手渡された。

　さらに７日には総聯大阪府顧問協議会、１０日には群馬・桐生支部、１１日には総聯山口・岩国支部、岡山・倉敷支部の江長沖分会、総聯東京・中央江東支部の深川・東陽分会、１８日には同辰巳分会の花見が開かれている。１３日には女性同盟三重・鈴鹿支部白子分会も。東京朝鮮第２初級学校で行われた辰巳分会の花見には９０余人が参加。ビンゴゲームなどで楽しく過ごした。

　一方、最も早く行われたのは３月２８日の総聯福岡・小倉支部と総聯東京・荒川支部の学校第２、日暮里の両分会の花見。小倉支部の花見には２５０余人の同胞らが参加。分会、世代対抗ドッジボール大会も行われ、終始賑わった。荒川支部の両分会の花見は東京の桜の名所、上野公園で行われた。

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　朝・日友好の花見も各地で開かれた。

　総聯兵庫・東神戸支部と朝鮮統一支持東神戸市民の会が毎年共催している「朝・日友好花見の夕べ」が６日、雨天により支部事務所で行われ、朝・日合わせて４０余人が参加した。また４日に行われた総聯西東京・八王子支部の花見は八王子日朝友好の集いと同時開催され、同胞と日本市民ら１００余人で賑わった。同日開かれた総聯千葉・千葉支部の検見川分会の花見にも地域の日本市民らが参加し、朝・日合わせて５０余人が友好の情を深めた。