第10回汎民族大会開催へ/汎民連共同議長団会議
第7回祖国統一汎民族連合(汎民連)共同議長団会議が3月28、29の2日間、北京で開かれた。
会議には、汎民連北側本部代表団(団長=安京浩副議長)、在日朝鮮人本部代表団(団長=崔一洙議長)、日本地域本部代表団(団長=梁東○議長)(○は王へんに民)、中国本部代表団(団長=楊永東議長)、米州本部代表団(団長=楊恩識常任議長)、カナダ本部代表団(団長=鄭学必議長)、欧州本部代表団(団長=李俊植事務局長)、林民植事務総長をはじめ共同事務局のメンバーらが参加した。また、南側本部代表らは今回も南朝鮮当局の妨害によって会議には直接参加できなかったため、文書交換の形で参加した。
会議では、(1)1999年度の汎民連の活動方向と課題(2)第10回汎民族大会の開催問題(3)内外の統一運動団体が連帯する問題(4)組織問題――の4つを議題として上程、討議を行った。
会議では、汎民連は昨年、広範な統一運動団体と連帯して、内外勢力の反統一策動を打ち砕き、自主統一のための運動を力強く繰り広げたと指摘。こうした成果を達成できたのは、最も正確な民族大団結路線があったからだと強調した。
また、今年を「民族自主と大団結の年」に定め、北、南、海外の各界各層の人民と統一運動団体が団結して統一の転換的局面を切り開くための、汎民連の活動方向と課題について討議し、見解の一致を見た。
会議では、決議文、内外同胞に送る民族自主・大団結アピール文、南当局の漢字併用政策を非難する声明が採択された。(朝鮮通信)