朝青東京・北支部青年学校第1期終了/第2期開講
朝青東京・北支部青年学校第1期閉講と第2期開講の集いが3月28日、東京・北区の総聯北支部で行われ、同胞青年ら40余人が参加した。昨年10月、数年ぶりの青年学校を開講。日本の中、高、大学、専門学校に通う9人が週1回、ボランティアの朝青員らから朝鮮語を習った。
集いの1部では、修了証が手渡された後、受講生を代表して呉玄垂君(高3)、講師を代表して林佳那さん(19)がそれぞれ感想と決意を述べた。
2部の「みんなの小公演」では、受講生の実技発表、日校学生会や朝青員のコーラスが披露された。東京朝鮮歌舞団も出演し、歌と踊りで花を添えた。
実技発表では、呉玄垂君と尹○君(高2)(○は木へんに晃)が、発音の訓練に用いる朝鮮の早口言葉に挑戦。青年学校で初めて朝鮮語に触れた2人だがしっかりした発音を披露した。
またこの春短大を卒業した林香里さん(21)と大学生の姜珠歩さん(19)は、朝鮮語でスピーチを行った。林さんは、受講の動機について「自分の国に誇りを持つということは、気持ちの問題も重要だが、やはり言葉というのは何よりも意思を伝えるために必要だと考えるようになったから」と語った。
「朝鮮人という自覚とは一体何であるのかについて、自分なりの考えを持てるようになった」と話す姜さん。以前は「自分が朝鮮人だとしてもそれを認識して生きることに何の利益があるのかと疑問に思っていた」が、今では、「なぜ自分が朝鮮人であることを認められない人がいるのだろう」と思うようになったという。