生まれ変わった江原道/土地整理事業終了
昨年9月から始まった江原道の土地整理事業が3月中旬に終了し、3万ヘクタールの土地が田畑として整備された。
労働新聞3月14日付(写真)は、整備以前と以後の状況を写真で紹介した。
江原道の土地はあぜや水溜まりなど農作業に利用されない土地、小規模の田畑、高地の畑などが多かったが、今回の事業によって約0.33ヘクタール、約0.26ヘクタールの大規模な田畑に生まれ変わり、機械化に適し、農業をより営みやすい農地になった。
江原道の経験はモデルとして全国に一般化されることになる。江原道では今春から、平地で稲作の前作としてジャガイモを栽培する2毛作を実施する。
農業省の計画によると、今春までにジャガイモ栽培面積を昨年比2倍に増やし、2002年までさらに体系的に拡大する予定だ。
金正日総書記は2月に同道を現地指導した際、鉄原郡、高山郡、平康郡などを見て回りながら、農業に国家的力量を投入して食生活の問題を円滑に解決しなければならないと述べていた。