米が20万トンの食糧提供へ
【25日発朝鮮中央通信】米政府は22日、世界食糧計画(WFP)の昨年12月の食糧支援アピールに応え、10万トンの食糧と作業食糧(ジャガイモ栽培にあたる労働者や家族向けの食糧)10万トンをそれぞれ共和国に提供する決定を発表した。
また米政府は種イモとジャガイモ栽培に必要な肥料と農薬なども提供する。
これは、米政府が現在提供中の30万トンの食糧提供に次ぐ措置となる。(朝鮮通信)
【注】米国の食糧支援は、95年に22万5000ドル分を発表したのを皮切りに、96年は820万ドル分、97年には穀物17万7000トン(5200万ドル相当)、98年には穀物50万トン(1億8750万ドル相当)を発表している。今年の支援は現在、昨年より10万トン多い60万トンを計画していると言われる。種イモは1000トンで、ジャガイモ栽培に必要な肥料などは200万ドル水準。